僕だけがいない街～第1話感想 2016冬アニメ

2016年冬アニメが続々放送開始。

三部けいさん原作の大人気マンガ「僕だけがいない街」が満を持してアニメ化。今期の中では最も注目している作品。

原作ファンゆえに本当に面白く表現できるのか？はかなり気になるところ。期待半分不安半分とう気持ちがある。

枠はノイタミナ枠。うん、ノイタミナでやりそうだ。勝手に納得する。

１話感想。ネタバレあるかもなので注意されたし。

主人公は藤沼悟。29歳の漫画家志望の男性。彼は自身が引き起こす特殊な現象「リバイバル」の結果、交通事故に遭ってしまう。幸いにして軽症だったが面倒を見に来た母親としばらく同居することに。

＊「リバイバル」とは少しだけ時間が巻き戻ること。未来に起こることを思い出す形で手がかりを探りながら危機を回避する力

母親の二人で行ったスーパーの帰り道、リバイバルが再び悟に訪れる。ふいに佐知子から「スーパー前で誘拐事件が未遂に終わった」との言葉。そしてバイト先から帰ってきた彼は、信じられない光景を目にする・・・。

というのがあらすじ。

ちょっと最初に違和感があるのは悟の声優さん。原作だともう少し情感があるイメージだった。満島真之介さんって俳優の方なんだけど本職声優さんでも良かったんじゃない。片桐あいりさんはかなりいい感じなんだけどなあ。

他は満足。原作にはなかった描写もところどころ散りばめられてて面白い。ちょっと展開が早いし、原作はリバイバルの能力の持ち方が自然だったけど、こちらは説明的になってしまうのは仕方ないかな。

その展開の早さも今回の放送で原作の最後まですべて放送するとのこと。

それはとても楽しみなんだけど・・・。

是非原作を読んで欲しい。

時間遡行、タイムリープものとしては出色の名作。原作を味わって見るのをおすすめしたい。その際に「１巻ずつちょっとずつ集めよう」なんて考えてると巻の読み終わりにものすごい引きがあって、続きが読みたくて発狂してしまう。

なのでまとめ買いをおすすめする。夜中本屋が開いていなくても泣かなくて済む。

古城に潜む